洋画
ジェームズ・ガンとピーター・サフランにより新たにDCユニバース(通称:DCU)が幕を開け、先日、映画2作目に当たる『スーパーガール』が公開された。私は公開から3日目の6/28(日)に鑑賞したのだが、率直な感想としてはあまり楽しむことはできなかった。映画…
スティーヴン・キング原作の映画『ロングウォーク』のあらすじは非常にシンプルである。歩き続けて最後の1人になれば大金が手に入る、途中で止まれば即射殺される。このルールだけを把握し、ただ車道を歩き続けるだけでいいのだ。ゴールはなく、最後の1人に…
アントワーン・フークア監督作品をどんどん観ている。2003年のブルース・ウィリス主演作『ティアーズ・オブ・ザ・サン』。上の画像を見てもらえれば分かる通り、現代をそのままカタカナにしている。なぜかフォントもダサい。内容も全然伝わらない。もう少し…
『トレーニング・デイ』=「訓練日」というタイトルの通り、この映画は麻薬捜査官になった新人刑事と悪徳ベテラン刑事の1日を描いた物語である。映画の冒頭で朝日が昇り、最後は新人刑事のジェイク(イーサン・ホーク)が家に帰るシーンで締めくくる。2時間…
『マイケル』公開が迫っていることもあり、アントワーン・フークア監督の過去作をざっと観ていこうと思う。1作目の『リプレイスメント・キラー』はデビュー作にしてなかなかの怪作で、切れ味のあるアクションがふんだんに盛り込まれた意欲作になっていた。フ…
ここ10日ほどで1990年代の『モータル・コンバット』2作を鑑賞し、その直後に観たため存外にテンションがぶち上がってしまった。ついこの前までゲームであることすら知らなかったくせに、である。90年代の拙いVFXで頑張って表現されていたキャラクターがこん…
トランスフォーマーシリーズと言えばマイケル・ベイによるド派手な爆発と長ったるい上映時間が特徴。しかし実写作品初挑戦のトラヴィス・ナイト監督の手によって、まるで毛色の違うジュブナイル作品として生まれ変わった。スピンオフにして最適解であり、む…
ポール・W・S・アンダーソン監督による1作目がなかなかの掘り出し物だったのに対し、ジョン・R・レオネッティ監督の2作目『モータルコンバット2』は何とも縮こまった作品になっていまっていた。その後もホラー映画を多く手掛ける彼の長編第1作となる本作。キ…
海外のストップモーション映画としてこんなにも日本への愛に満ちた作品が作られていることに公開当時かなり驚いたが、やはり何度観てもとてつもない傑作だと思う。ストップモーションか否かというより、これを超えるアニメ映画もなかなかないのではないだろ…
来月にリブート版の2作目が公開するということで、まったく知らないシリーズだったが一旦1995年の映画を鑑賞。原作のゲームの名前さえ知らず、調べてみると海外では今も人気の高いシリーズのようなのだが、日本では20年以上ほとんど流通していないようだった…
ケヴィン・ファイギが初めて関わったMARVEL映画である本作。当時まだ20代だった彼は、アメコミへの造詣の深さで映画制作における重要な役職に就き、結果的に映画は大成功を収めることとなる。そう、MCUという強大なコンテンツを築いた男の伝説は、この映画『…
2026年末のアベンジャーズ新作に向けてMCUを全て観よう、ということで『X-メン』のTVアニメシリーズを完走したため、ようやく映画に突入。TVシリーズは1話は短くとも話数が多いのでなかなか大変だったのだが、映画ならば2時間ほど画面の前に座ってるだけでい…
憧れの映画『アナコンダ』のリメイクを作るため、ジャック・ブラック演じるダグとポール・ラッド演じるグリフがアマゾンで映画撮影に挑む…という座組と設定だけで笑わせにきてくれるような陽気な映画、『俺たちのアナコンダ』。現代は『Anaconda』なのだが、…
社会から隔離された無人島に着陸したことで、サバイバル能力に長けた主人公とパワハラ上司との関係性が逆転し、嫌な奴に制裁を加える…だけの物語だったら凄く嫌だなと思っていた。所謂スカッとジャパン的な、因果応報隔離された無人島に着陸したことで、サバ…
正月早々ポール・W・S・アンダーソン監督でミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画が公開されるのは本当にどうかと思う。あまりに正月に似つかわしくない。だがその不自然さこそが、正月という非日常にボンクラ映画という日常を差し込んできてくれているようで…
面白い映画を観ると自然と明日への活力が湧いてくるような、逆に現実から逃げて映画の世界に上映後も浸っていたくなるような、とにかく高揚した状態になることがあるのだけれど、個人的には2025年で最もその感覚をもたらしてくれた映画が、この『WEAPONS/ウ…
あまりに理想的な続編で、かなり感心してしまった。3年前に観た『ブラック・フォン』がホラーとしてもジュブナイルとしても非常に面白く、シチュエーションホラーとしての完成度に慄いたことが強く思い出される。『ドクター・ストレンジ』を監督したスコット…
ポール・トーマス・アンダーソン監督のことをほとんど知らないままこの歳まで生きてこられたことを幸運に思う。映画界隈が何やらPTAPTAと繰り返し呟いているのを見て、急に教育の場で声を上げ出したのかと思ったが、よくよく調べればPTAはポール・トーマス・…
スラッシャー&ジュブナイル映画へのオマージュがたっぷりな『サマー・オブ・84』。よくタイトルの似た『Summer of 85』と混同されているのを見かけるが、2作に繋がりはないしジャンルさえまるで違う。私がこの映画を最初に観たのは、今は風前の灯火と化した…
正直まったくノーマークだったのだが、敬愛するデヴィッド・F・サンドバーグ監督の新作と聞いたら観に行かないわけにはいかなかった。原作のゲームは名前くらいしか知らないものの、その新鮮さが逆に良い効果を生んでくれるだろうと。何よりサンドバーグ監…
ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』は、孤独な少年が宇宙人と心を通わせるハートフルSF。『E.T.』っぽくもあり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』なところもあり、『未知との遭遇』や『エイリアン』などの有名SF映画のオマージュもたくさん。しか…
MCU映画37作目にして、フェーズ6の幕開けとなる本作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。MCUのフェーズを気にしてる人はもうだいぶ減っているような気がするが、公式からはMCUリセット計画なんてものも飛び出しているし、今年は『キャプテン・ア…
『X エックス』はスラッシャーホラーにオマージュを捧げていることは理解しつつも迫り来る面白さみたいなものは感じられず、正直この続編を観ることにも能動的になれなかったのだけれど、結果『Pearl パール』はかなり面白かった。とにかく印象的なカットが…
タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演による三部作の第1作目『X エックス』。今週末に完結編の『MaXXXine マキシーン』が公開されるということで久々に鑑賞した。『ミッドサマー』が大ヒットしたA24製作の新作ということで公開当時かなり反響があったと記憶し…
差別意識がとにかく酷すぎる。倫理観が欠落した肉屋の夫婦がヴィーガンを殺しまくってハムにして売る馬鹿馬鹿しいコメディ映画、『ヴィーガンズ・ハム』。日本で観られるようになってからずっと話題になっていたのは知っていたが、特に理由もなく放置してい…
凄く楽しみにしていた新作だったのに、びっくりするほど自分に合わなくて結構落ち込んでしまっている。そう、日本公開は2作目以来7年ぶり、『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の話である。 自分は『パディントン』1作目が大好きで、2作目は「そういえば観…
マインクラフトのゲームはまったくプレイしたことがなくて、狩野英孝の配信を30分くらい観ただけの接点なのに、映画は童心に帰って想像以上に楽しんでしまった。理由はもう分かっている。ジャック・ブラックの安定したコミカル演技と、それに匹敵するジェイ…
待ちに待ったキャプテン・アメリカシリーズの最新作、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』。キャップのシリーズとしては4作目(つまりキャップ4)に当たるが、キャプテン・アメリカの肩書きがサムに移って以降の映画としては1作目。『アベ…
最初に映画とは関係のない個人的な話をさせてもらいたい。この映画を観る前に『君の忘れ方』という邦画を観たのだけれど、これが完全に失敗だった。『君の忘れ方』があまりにも自分にクリーンヒットしすぎたのである。しかも映画の内容が「恋人と死別した主…
U-NEXTのランキング上位にあったのを何となく再生しただけのはずが、とんでもない作品に出会ってしまった。『バーバリアン』、あまりに面白すぎる。自分が理想とするホラー映画だった。 具体的に言うと、 ①怪異の正体が明かされないままに不穏な雰囲気が続く…