2024-01-01から1年間の記事一覧
遂に全6章を完走することができた。嬉しい。素直に嬉しい。あまり自分の好みの作風ではなかったためにかなり時間はかかってしまったものの、駆け抜けた今は開放感すら感じられる。 1度は完走したはずなのに内容はほとんど憶えておらず、今回デジモンを無印か…
はじめに М-1グランプリ2024、本当に物凄い戦いだった。 自分は毎年決勝には目を通していて、2021の真空ジェシカのあまりの面白さに笑い転げたことで彼等のラジオ番組や出演するテレビ番組、配信ライブなどからお笑いの世界にのめり込み、その奥の深さに酔い…
4章の感想を上げてから2ヶ月近く経過してしまったが、重い腰を上げてようやく『デジモンアドベンチャーtri. 第5章 共生』を観た。ぐんぐん下がっていくボルテージに嫌気が差してしまいつい先延ばしにしてしまったのだが、映画としては90分にも満たないほど…
どうも、翔太郎の「まだはえぇよぉ!!!!!」で絶対号泣する男です。 いやあ、『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』、とんでもなく面白かった。TVシリーズの第1話冒頭で描かれた部分を『ビギンズナイト』で詳しく描き、漫画版『風都探偵』の第6巻で更に…
U-NEXTのランキング上位にあったのを何となく再生しただけのはずが、とんでもない作品に出会ってしまった。『バーバリアン』、あまりに面白すぎる。自分が理想とするホラー映画だった。 具体的に言うと、 ①怪異の正体が明かされないままに不穏な雰囲気が続く…
日韓合作によるホラー映画『オクス駅お化け』の凄いところはなんと言っても実在する駅を使用したことだろう。ホラー映画のタイトルに実際の駅の名前が入り、なんとロケも本当にオクス駅で行っているという。日本ではまず許されないだろうし、他の国でもそう…
第4章はこれまでの3章に比べると、割と話がスッと入ってきた印象がある。デジタルワールドに再び足を踏み入れた太一達がパートナーデジモンと再会し、記憶を失った彼等と共にイグドラシルの刺客と戦うことになる。これまで謎に包まれていた感染や黒ゲンナイ…
自分の中でデヴィッド・エアーと言えば『スーサイド・スクワッド』なのだが、多くの方がご存知の通りこの映画はすこぶる評判が悪い。製作中のゴタゴタによって撮り直しもあったようで、出来上がった映画はとにかく支離滅裂でストーリーにほとんど起伏がない…
M・ナイト・シャマラン監督の新作『トラップ』、残念ながら自分はあまり楽しめなかった。シャマランといえば大どんでん返しで終わるツイストの効いた作風が特徴だと思うのだが、今作は往年のやり口から離れ、連続殺人鬼の真理に焦点を当てたクライムサスペン…
1章、2章はまだ序盤のため巻き返せたが、第3章でこのレベルということは当初からこの路線をtri.は突き進むつもりだったのだろう。私は第2章で愛想を尽かしてしまったため、公開当時この第3章以降は観ていない。自分がお金を払いたいと思える作品ではなく、楽…
目に見えるものが真実とは限らない。 タクシー運転手と医者は両立できるのか。 末期癌は新薬を使った手術で治るのか。 ジョン・クレイマーは本当に救済の道を残しているのか。 コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ! いやあ、面白かった。『コンフィデンス…
第2章「決意」は、ミミと丈を主軸に据えた物語。ここから2人ずつ究極進化する流れが始まっており、どこに着地するのか分からなかった第1章よりも安定していると言える。言えるが、それでも全く面白くない。無印の時、きっと誰もが夢想したアグモンとガブモン…
2015年11月21日に公開された本作は、デジモン無印の新作という心躍るフレーズから得られる期待値を遥かに下回ってきた。世間でも黒歴史扱いされているが、きっと中には好きな人もいると思う。だが私はいまだに許せていない。無印と02にどっぷりハマった世代…
ロングランとなりアカデミー賞の主演男優賞と作曲賞にも輝いた前作『ジョーカー』は、日本でも社会現象となり、当時多くの意見が散見された。ジョーカーとなる主人公アーサーに共感する人、共感する人を馬鹿にする人、観る人の心を否が応でも鬱へと誘う前作…
『ビートルジュース』の続編が36年ぶりに公開と聞いても全くピンと来なかった人間なのだが、ティム・バートン監督と知って急いで1作目を観た。1作目はティム・バートンの溢れ出る才能をそのまま垂れ流しにしたようなカオスさに満ちていて、カルト的な人気を…
前作『デジモンセイバーズ』の完走から約2ヶ月。遂に『デジモンクロスウォーズ』を完走した。全79話という長丁場に幾度も心が折れそうになったものの、どうにか走り抜けた形である。リアルタイムでは確か3話辺りまでは観ていて、その後は録画を忘れて放置し…
映画ファンの間では有名らしい山中監督の名前は今回初めて知ったのだが、注目すべき女優・河合優実の主演作ということで『ナミビアの砂漠』は以前から気になっていた。ポスターも、邦画には珍しい主人公の顔のどアップ。内容に関しては事前にHPを覗きに行く…
エイリアンシリーズはナンバリングタイトルの4まで少しずつジャンルをずらして独自性を保っていた。だからこそどれも似通った作品にはならず、各作品にしかないインパクトがある。1作目の前日譚をリドリー・スコット自ら手掛けた『プロメテウス』と『エイリ…
漫画のタイトルは聞き覚えがあったけど、映画化するほど人気があったとは知らずに驚き、劇場の予告で歯がガタガタの黒島結菜を観て衝撃を受けた記憶がある。しかし予告だけでは大してストーリーが分からない。とりあえず敬愛する堤幸彦監督ということで、一…
『エイリアン』『ブレードランナー』『レジェンド/光と闇の伝説』に続いてリドリー・スコットが監督したのがこの『誰かに見られてる』。ヒッチコックを彷彿とさせるような抽象的な邦題からサスペンス映画なのかと思ったが、スリラー要素はほとんどない。ラブ…
『理想郷』というタイトルとは裏腹に、すごく悲惨で虚しい映画だった。それでいて作品の示す「理想郷」がどういうものなのかはしっかりと伝わってくる。だからこそ、理想郷に辿り着けなかった者達の想いが余計に虚しく感じられてしまう。苛立ちや苦しみばか…
『きさらぎ駅』や『リゾートバイト』で一躍有名になったホラー映画監督、永江ニ朗。そんな彼の最新作は実験的アトラクションホラー作品。『きさらぎ駅』の後半と同様、観客は主人公と目線を共有することになる。60分という長さで上映規模もそこまで大きくな…
『エイリアン』を観た流れでリドリー・スコット作品を追っていくことに。フィルモグラフィーのうち未見かつサブスクで観られる中で最も古いものをということで、この『レジェンド 光と闇の伝説』をチョイスした。何も語ってないに等しい凡庸なタイトルから中…
ハリウッドへ返り咲くことを夢見る落ち目の元スター俳優ニコラス・ケイジをニコラス・ケイジ本人が演じるという、設定だけでもう優勝レベルな映画。これぞハリウッドといった感じの大団円へ向かっていく家族愛を描いた王道ストーリーだが、作品に恵まれない…
フランク・ハーバートのSF小説を映画化した『デューン』はドゥニ・ヴィルヌーヴによって映画化される前にデヴィッド・リンチの実写映画が公開していた…なんておそらく映画ファンならよくご存知のことなのだろうが、自分がそのことを知ったのはつい最近だった…
引越し先で出会った狂気に満ちた少女によって家族が狂わされるサイコスリラー的な映画だと思うのだが、どうにも自分には合わなかった。作品のテンポが冗長に感じられてしまったのもあるし、シーン単位でも驚かせてくれるものが少なかった気がしている。『ミ…
毎年クレしん映画を楽しみにしている人間として、今年の『恐竜日記』は予告の時点で不安しかなかった。あまりにも感動の押し売りが強い。自分がクレしん映画に求めているものは泣けることではないので、今年は自分向けのアプローチではない作品が来たのだな…
公開初日の朝イチで『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』を観てきた。冬映画を公開2日目に観てしまった私はマジェード登場のネタバレを公式から喰らい大きなショックを受けたため、サプライズが告知されていた今作は何としても公開…
遠慮なく映画のネタバレをしているため、未見の方はご注意ください。 正直に告白すると、デッドプールのことがずっと嫌いだった。アメコミ原書に詳しくない自分にとっては2016年公開の映画『デッドプール』が実質彼との出会いであり(その前に日本のアニメに…
デジモンのTVシリーズ5作目。4作目の『フロンティア』から3年の時を経てシリーズの新作が作られたことは感慨深い。自分はデジモン4部作直球世代だったので、久々にデジモンの新作が放送されると知った当時は、かなりワクワクした記憶がある。実際には途中で…