第7作目『のび太と鉄人兵団』、正直これまでで一番好きかもしれない。メカトピアのロボット達の強敵具合と思想、リルルの葛藤。かなり重厚なテーマが物語の核にあり、荒唐無稽ながら現実と地続きとも言える世界観に感服してしまった。テーマに対して映画が提…
宇宙を題材にした作品としては6作目で既に2作目なわけだが、本作は『宇宙開拓史』とは異なるアプローチで、「特撮映画」への愛やオマージュに溢れている。何よりタイトルが『スター・ウォーズ』なわけで、実際映画のストーリーも体制に反旗を翻し玉座を取り…
自分は昔から辻村深月さんの小説がどうにも苦手で、奥底まで登場人物の感情を丁寧に描いて読者の共感を呼ぶ筆致に感心はすれど、決して好きと言うことはできなかった。今回映画化された原作『この夏の星を見る』も映画に備えて2日間ほどで読み終わったのだが…
4カ国6都市を舞台にした国際的映画で、主演は阿部寛。外国が関わってくると豪華な印象をつい抱いてしまうものの、この映画に関しては誇大広告だったように感じる。予告を観た時点で「なんかチープだな…」と違和感を持ってはいたが、実際の映画もかなり安っぽ…
2025年6月18日、東京ドームシティGallery AaMo(ギャラリーアーモ)で開催中の超クウガ展に行ってきた。対応のあれこれでプチ炎上中のイベントだが、クウガ好きとして行かないという選択肢はあり得ない。錯綜する情報に戸惑っている方、チケットを買いながら…
映画ドラえもんマラソン、もう5作目なわけだがこれまたとてつもなく面白く、まったく退屈しなかった。こんなにポテンシャルのあるシリーズを今まで自分はつまみ食いに留めていた上にのぶ代時代の作品をほぼ観ていなかっただなんて、生きていることが恥ずかし…
3作目の感想を書いてから2年近くが経過してしまったのだが、「映画ドラえもん展」なるものが始まると聞いて急いで映画ドラえもんマラソンを決行することにした。一応1~3作目にも再度目を通したものの、もし通しでこのブログの感想を読んでくださる人がいた…